PDFとインボイスの確認ポイント
見積書・請求書・納品書・領収書を出力する前と、保存したPDFを開いた後に確認してください。
書類名とインボイスは別の確認です
請求書・納品書・領収書など、名称にかかわらず所定の記載事項を満たす書類やデータが対象になります。見積書も名称だけで判断せず、実際の取引を証明する内容かを確認してください。取引前の見積額や予定日だけでは実際の取引の確認になりません。
画面のチェックは記載項目の確認支援です。登録番号の有効性や取引の事実を保証・証明する機能ではありません。
PDFを開いて確認する8つのポイント
- 発行者の氏名または名称が正しい。
- T+13桁の登録番号があり、公表サイト等で取引時点の登録の有効性と氏名・名称を確認した。
- 宛先に、書類を受け取る事業者の氏名または名称がある。
- 実際の取引日または取引期間がある。発行日だけで代用していない。
- 商品・役務の内容が分かり、軽減税率の対象には「※」と説明がある。
- 税率ごとの対象金額(税込または税抜)と適用税率がある。「税率別の対象金額も表示する」をオンにする。
- 税率ごとの消費税額がある。各税率について合計して1回だけ端数処理している。
- 日本語、金額、長い備考、ページまたぎが欠けたり重なったりしていない。
未登録・0%の扱い
インボイス未登録と税率0%は別です。未登録の方も通常の書類を作成できますが、登録番号を記載した適格請求書として発行することはできません。税率は取引の内容に応じて指定してください。
0%の取引は非課税・不課税/対象外・輸出免税を区別します。「0%(区分未確認)」は、インボイス用の記載チェックでは未確認となります。
4種類の使い分け
- 見積書:金額と条件の提案。実際の取引日とは区別します。
- 請求書:実際の取引の代金を請求。支払期限と振込先も確認します。
- 納品書:何をいつ納品したかを記載。取引日と納品内容を確認します。
- 領収書:代金を受け取った事実を記載。入金確認日、受領方法、但し書きを確認します。未入金確認時は下書き表示です。
一般的な適格請求書の要件を確認する設計です。簡易インボイスの特例や複数書類を組み合わせた判定は自動化していません。
保存と交付
PDFの作成だけで電子帳簿保存法の保存要件を満たすことにはなりません。電子交付した書類の控えと編集用JSONを保管し、適用される保存方法・期間を別途確認してください。当サイトは書類を保存・送信しません。
印刷する場合はA4を基本に、ブラウザ側のヘッダー・フッターをオフにし、文字切れやページの欠落がないか確認してください。紙で領収書を交付する場合の印紙税は別途確認してください。
確認に使った公式資料
確認日:2026年10月15日。個別の税務判断は実際の取引条件と最新の制度に照らして確認してください。